プロフィール
氏名:宮下 育之
1979年 千葉県生まれ
春日部共栄高等学校 卒業(バレーボール部)
日本大学経済学部産業経営学科 卒業
インドネシアパジャジャラン大学
インドネシア語コース修了
企業人事、社労士事務所、BPO企業など、さまざまな職場で人事労務の経験を積む。少子高齢化が進む日本は、将来外国人の力が必要不可欠になるだろうと考え、日本語学習者が多いインドネシアに留学。インドネシア滞在中に、40校近くの大学に訪問し「日本へ行きたい」と考えるたくさんの方と交流を深める。現地滞在中にインドネシア人有志と共に「多様性」の推進活動「すかSUKI」を立ち上げ、日本語学習者の支援活動を開始。帰国後に社会保険労務士宮下育之事務所を開業し現在に至る。
経歴
■ 2002年4月 新卒で就職せずフリーターに。その後宅建取得を機に不動産会社に就職
■ 2005年9月 菓子食品卸売企業に採用され人事業務全般を担当。同年社会保険労務士試験合格
■ 2009年2月 人事労務コンサルティング会社勤務(社会保険労務士事務所併設)
■ 2011年8月 人事業務BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)会社にて社会保険担当
■ 2014年2月 インドネシア留学(パジャジャラン大学・バンドゥン)
■ 2015年8月 約3ヶ月かけ、留学中に訪問した約40大学に再訪問、現地滞在中にすかSUKIの活動を開始
■ 2016年4月 社会保険労務士事務所開業
保有資格
■ 特定社会保険労務士(登録番号 : 13160171)
■ CFPⓇ認定者
■ 事業承継士
■ 相続実務士Ⓡ
■ 宅地建物取引士
■ 第一種衛生管理者
■ 2級DCプランナー(※有資格者)
■ 簿記2級
■ インドネシア語検定C級
活動
■ 2014年4月~ すかSUKIの活動を開始
インドネシアと日本を繋ぐ:日本で学びたい、働きたいインドネシア人をサポート!
■ 2016年9月~2019年3月 吉川市市民シンクタンク研究員
多くの外国人が訪れ、地域の一員として共生する街「吉川市」実現を目指し研究活動を実践。
講演・講師
■ 2015年11月
「日本の少子高齢化問題と求められる日本語人材」(インドネシア国立スラバヤ大学)
■ 2015年9月~11月 インドネシア国内の他22大学にて同テーマの発表を実施
訪問地:ジャカルタ、デポック、ブカシ、ボゴール、バンドゥン、チルボン、ジョグジャカルタ、スマラン、スラバヤ、マラン、デンパサール、シガラジャ、マカッサル、マナド、メダン、ペカンバル
- 法定講習講師:外国人技能実習制度・職業紹介責任者・派遣元責任者
- 衛生管理者講師:飲食業(全国展開)、小売業(東北・東京・関東・関西)、建設業、
何故インドネシアだったのか(2013年当時)
2025年に日本人の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上になり、介護人材が約38万人不足すると試算されています。果たして少子化により労働力人口が減少する中でこれほど多くの人が集まるのか…
少子高齢化により年金、健康保険、介護保険といった社会保障にもっとお金が必要となり、逆に保険料や税金を納める労働者は減少していきます。この状況で財源や人をどうするのか…。このような事を10年程社会保険労務士として人事業務に携わる中で考えるようになりました。
国が動くには時間がかかる、とはいえ手をこまねいているだけでは状況はもっと悪くなる。それであれば自分ができる範囲でやれる事をやってみよう、では何をすべきか、何ができそうかを考える日々。結果、介護福祉士・看護師候補者生の受け入れ国であり、日本語学習者数世界2位。大多数がイスラム教徒という日本とまったく異なる環境であるインドネシアに強い関心を持つようになりました。
その時既に30代半ばでしたが、海外で長期的な生活をするのも最初で最後のチャンスだろうと考え、会社を退職する事を決め留学する道を選択。2014年2月から始まった約1年間の留学が終わり、帰国後改めて3か月程インドネシアに滞在した後、2016年4月に社会保険労務士事務所を開業し今に至ります。
社会保険労務士として、日本が直面している問題に対し、行動の実践を通じて意見や情報発信をするとともに必要としてくれる方々とのお力になれましたら幸いです。