社労士がフォークリフト運転技能講習を受講してわかった、資格管理の落とし穴

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フォークリフト運転技能講習を受講してみて

自社にフォークリフトがある以上、管理する立場として自分自身も運転できるようにしておくべきだと考え、今回、技能講習を受講してきました。その時の様子等について今回はお届けします。


受講の概要

2026年8月、近隣の教習施設にて、31時間コースを4日間かけて受講。初日が学科講習、残り3日間が実技という構成です。

実技は屋外での実施時間が非常に長く、夏場で日照りの続く中での実施は体力勝負でした。近くに冷房の効いたプレハブがあるものの、他の受講者の運転を見て学べることも多いため、かなりの時間を外で過ごすことになりました。受講者には女性も数名おり、外国人の受講者も見かけました(外国人のみの日程が別途用意されているとのことです)。今はそういう時代なんだなと実感した次第です。


実際に運転してみて

自動車免許は持っているので車は運転できますが、フォークリフトは後輪が動くという特殊な構造を持っています。学科で、講師の説明から頭では理解していても、実際にハンドルを握ると感覚が追いつかず、最初はかなり混乱しました。ハンドルを切っても車体の曲がりはじめに時間差があり、どうしても最初のうちはついついハンドルを切りすぎてしまいました。体で覚えていく感覚に近く、練習を重ねるうちに少しずつ慣れていく、というのが実感です。

なお、すでに大型特殊免許を持っていると、フォークリフトの講習時間は短縮されるそうです。他の人が運転している時間の方が圧倒的に長いので、講師と雑談をしているときに聞きました。もっと調べてよかったと反省。ただし、その分実技の練習時間も短くなるため、運転の上達という点では不利に働く可能性もありそうだと感じました。


社労士の視点から気づいたこと

最終的に試験を受けて合格、無事資格を得ることができました。技能講習終了者であればどんな大きいサイズでも、フォークリフトであれば運転ができるそうです、凄い!

一通り講習を終えて感じたのは、「教われば、運転操作自体はそれほど難しくないかもしれない」ということです。だからこそ気になったのが、詳しいルールや取り扱い方法を十分に理解しないまま、日常的にフォークリフトを運転させてしまっているケースが、意外と多いのではないかという点です。運転できることと、正しい知識を持って安全に運用できることは、必ずしもイコールではありません。

役員を務める会社ではこれを機に、フォークリフトの資格確認だけでなく、通勤で車や自転車を利用する従業員の免許・保険加入状況の確認もあわせて実施しました。フォークリフトに限らず、「乗り物に関わる資格・免許」は、意外と見落とされがちな管理項目だと感じています。

一度、貴社でも以下のような点を確認してみてはいかがでしょうか。

  • フォークリフトを運転する従業員全員が、正式な資格(技能講習修了・特別教育修了)を保有しているか
  • 資格証の有効期限や、保有状況の記録が整理されているか
  • 通勤で車・バイク・自転車を利用する従業員の運転免許や保険加入状況を、直近で確認したか

こうした確認は、労災リスクの予防にも直結します。ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

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